はじめる前に知っておきたい。毛周期と脱毛の知識

 

見た目にもよくない体毛・・・いわゆるムダ毛。ムダ毛なんていわれているけど肌の温度調節、皮膚の保護、紫外線からの防御など大切な役割があり、ムダにはえている訳ではないのです。しかし、衣類や冷暖房などの人類の進歩があり、あまり必要なくなったのは確か。それでも大切な身体の一部。十分に理解してから処理をしてほしいのです。そのためにも脱毛をはじめる前に『毛』について正しい知識を持ちましょう。

 

まず、『毛』について。

毛は、ほぼ全身の皮膚に存在し、皮膚の保護や保温に役立っています。太くかたい毛があるのは、頭皮・眉・わき・外陰部などがあります。これ以外の部分は細かい毛で覆われていて、くちびる・手のひら・足の底などは毛が存在しません。

皮膚の表面にでた毛幹の断面をみると、髄質と皮質とで区分でき表面は毛小皮といううろこ状の薄い層におおわれています。皮質部分に含まれているメラニン顆粒が毛の色を黒くしているのです。

 

恋する美肌のための『毛周期』解剖生理学

『毛』について説明しましたが、つぎは毛周期について説明していきます。毛がはえはじめてから抜けるまでのサイクルを「毛周期」といいます。毛周期は「成長期」「退行期」「休止期」の3にわけられます。

毛にも赤ちゃん時代があり毛母細胞というところで育ちます。新しく生まれ、そして伸びていく期間のことを「成長期」といいます。毛は皮膚の下で育まれ、一定の長さまで育つと皮膚から出て伸びていきます。「成長期」のつぎは「退行期」という毛の成長が止まって、ゆるやかに抜け落ちるまでの期間です。毛を育む部分の毛母細胞という細胞の分裂が停止すると、「休止期」に入ります。毛が休止期にはいると、毛は球のようになって皮膚の中で、すやすや休んでしまいます。そしてまた成長期に入っていくのです。

1本の毛が休んでいる期間は、ほとんどすべての部位の毛が3カ月~5カ月くらい。陰毛については1年~1年半といわれていて差があります。この毛がはえるメカニズムが重要になってきます。

いわゆるムダ毛といわれる部分は、「成長期」の後期で皮膚の外まで伸びてきた毛と、「退行期」の毛をいいます。これまでの話でなんとなくわかってきたかもしれませんが、表面にでてきているムダ毛の部分はほんの一部で、残りの毛は休止期で皮膚の下で育っている状態にあります。表面にでてきている毛は、ほんの20~30%といわれているのです。

毛周期は個人差や場所や部位で毛周期が違うため、全身のムダ毛処理を掃除に行っていても、すぐに成長してきてしまう毛もあれば、しばらくはえてこない部分もあります。そして、ケノンで脱毛できるのは「成長期」の毛だけなのです。

 

脱毛の知識と毛周期

ケノンの光脱毛は永久脱毛ではありません。あくまで毛乳頭という毛の生える部分にダメージを与え、毛が伸びる力を弱めるだけなので、毛が細くはなったり、目立たなくなったり、はえにくくなったりします。ですが、永久脱毛ではないので、しばらくすると徐々に生えてくる人もいます。かくいう私は1年ほどケノンを使用していますが、ほとんどムダ毛も毛穴もほとんど目立たなくなってきました。お手入れも楽だし、嬉しい変化です。

レーザー脱毛も光脱毛も脱毛できるのは、成長期の皮膚表面に出ている毛だけです。退行期の毛も肌の表面に出ていますが、光を当てても脱毛の効果はありません。先ほど、皮膚の表面に出ている毛はたったの20~30%だと話しました。その中で成長期の毛だけを考えると、脱毛に効果がある部分は10~20%だと言われているのです。これが脱毛をするのに長い時間がかかる理由です。

毛周期というポイントをおさえて脱毛すればいいの?

 では、成長期の毛にケノンを使用すれば効率的に脱毛できるのでは?と思いますが、それがなかなか難しいこと。なぜなら、毛周期を自分で知ることは専門家でも難しいといわれています。個人差もあり、全ての毛が同じ期間ではえるわけではありません。おなじ足でも成長期の毛もあれば休止期の毛もあります。ケノンの取り扱い説明書にはメラニン数値の高い成長期で照射するよう「2週間間隔」でやるようにとかかれています。

毛周期を守らないで「早く脱毛したい」と成長期ではない部分に光を当てるとどうなるでしょうか。肌にダメージがかるうえに脱毛効果も得られません。毛がはえそろってから照射する。このことが脱毛には非常に重要になってくれわけです。

また、脱毛サロンなどなかなか予約のとれないところに通われている方も、脱毛周期から逸脱してしまうといくら通っても効果がうすかったりする可能性がでてきてしまうわけですね。ケノンは家でできるので、サロンのように予約がとれなくて効果的な脱毛ができない、なんてことがないのは大きなメリット、だといえます。

 

まとめ

毛周期を知ることで効果的な脱毛をすることができます。

◎毛周期には「成長期」「退行期」「休止期」の3つの期間がある。

◎目に見えるムダ毛は毛全体の2030%だけ。あとは皮膚の下で眠っている。

◎脱毛に効果があるのは「成長期」の毛のみ。

◎成長期に照射するため2週間の間隔で行うことが効果的。

 

毛周期を守ることで脱毛と美肌も目指すことができます。肌への負担を考えながら適切なタイミングで脱毛ライフを送ってください。

ライター rieさん 30代 女性 ケノンVer.7.1保有

 

『ケノンがご不要になりましたら当店の買取サービスをご利用下さい。』

創業9年目の合同会社スタビリティが責任を持って買取査定させていただきます。

【ケノン買取サービス案内】

【ケノン買取査定のお申し込み】

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です