脱毛の教科書。ケノンの仕組みを知る！

ケノンは家庭用脱毛器の売り上げが常にトップの人気商品です。家庭用の脱毛器で、なぜ効果が期待できるのか気になりませんか？今回はケノンの脱毛の仕組みにせまっていきたいと思います。

なぜケノンで脱毛ができるの？？

　ケノンは光を照射することで脱毛することができる光脱毛です。ランプは「キセノンランプ」を採用しており熱量調整は10段階と家庭用脱毛器では最も高いスペックをほこります。

光脱毛とは、黒色の色素(メラニン)に反応する特殊な光を肌に照射し脱毛する方法です。毛には「毛周期」が存在し、「成長期」「退行期」「休止期」の3つに分かれています。脱毛はこの「成長期」にある毛に反応します。黒色のメラニン色素に反応するので、生まれつき金髪の人は光脱毛に反応しません。このメラニンに反応する性質を利用して、複数回のフラッシュによって毛根に熱エネルギーを与えます。その熱の力で成長期の毛根が破壊され、徐々にムダ毛が目立たなくなっていくのです。

ケノンのキセノンランプはメラニンに反応する性質から、太く濃い毛にも効果があります。照射面積も広いのでデリケート部分の毛や男性のヒゲにも対応できているのです。黒い部分に反応する性質があるので、ホクロがある方はその部分にも反応してしまうため、照射の際はテープでかくしたり、保護をしないとヤケドのリスクがあるので注意してください。また肌トラブルがないときは照射を見送るなどしましょう。

ケノンならどこのムダ毛も脱毛できるの？

ケノンを使用すればどこのムダ毛でも脱毛することができるのでしょうか？ケノンの取り扱い説明書には、顔・背中・ワキ・胸・腕・お腹・太もも・ひざ下が脱毛できる部分であると書かれています。そして皮膚の弱い部分、粘膜等には使用しないよう書かれています。また顔の中でも粘膜組織のある目やくちびるへの照射は絶対に避けるようにしましょう。粘膜は皮膚のように組織がしっかりしていなくて傷つきやすいのです。照射の影響でヤケドをしたり皮膚トラブルが起きるリスクが高いのです。公式ではVIOの脱毛は粘膜も近いためか脱毛できる部分から外しています。自己処理をするからには自己責任ということを忘れないようにしましょう。

脱毛は皮膚が厚いところや毛が薄いところは、脱毛をするときにほとんど痛みは感じませんが、皮膚や脂肪組織が薄いところ、毛が濃いところは痛みを生じることがあります。デリケートな部分ほど照射の熱量調整は弱いところから始めましょう。毛根が大きいと熱ダメージが大きいので痛みが生じますが、前後にしっかりとクーリングすれば心配する必要はありません。