ケノンを使用してはいけない部位について
ケノンは体の大体の部位に使用可能な万能感を持ちますが、勿論使ってはいけない場所もあります。
今回はそんな「ケノンを使ってはいけない場所」について説明させて頂きます。
▼ケノンで脱毛可能な場所
ケノンは体の部位ならば大体どこでも使うことが可能です。
腕・足・腹・背中・脇などの定番の場所は勿論、うなじ・指などの細かい場所も脱毛することが出来ます。
更には顔の一部の産毛や、髭なんかも脱毛処理が行えます。
デリケートゾーンはVラインの脱毛のみ推奨されています。
IラインやOラインは公式での使用を推奨されていません。
しかし、細心の注意を払ってしっかりと使い方を徹底していれば、脱毛することは可能です。
ただしIラインやOラインへの使用は自己責任となってしまいますが。
ほぼ全身に使用可能(一部部分への使用は自己責任)であると言っても過言では無いケノンですが、実は使用してはいけない場所があります。
以下よりケノンの使用を禁止されている部位を一つずつ解説します。
▼ケノンを使用してはいけない場所
・目
目元には皺やたるみなどの年齢的な肌トラブルが出やすいので、ケノンのスキンケアカートリッジを用いて肌をケアしたいという意見は頷けます。
瞼に生えた産毛を処理するためにケノンを使いたいという気持ちもわかります。
ですが、ケノンは目元への光照射を禁止しています。
理由は、ケノンの光が目に入ることが目に悪影響を及ぼす可能性があるからです。
眼球と目周辺は粘膜部分が近い上、皮膚が薄くてデリケートな場所となっています。
ケノンは粘膜部への照射を行うと、粘膜部に火傷などの肌トラブルをもたらす可能性があります。
皮膚が薄い場所への照射も同様です、普通の皮膚の場所に比べて肌トラブルにつながる可能性が格段に跳ね上がってしまうのです。
また、人間の目にはメラニン色素が含まれています。
目の虹彩や瞳孔が黒いのはそれが理由です。
ケノンの光はメラニン色素に反応する光と熱を発生させて脱毛を行うため、ケノンの光が誤って目に入ってしまうと、眼球のメラニン色素に反応して目へと熱ダメージを与えてしまいます。
これによって、眼球に「痛み」「視力低下」の障害が発生する可能性がある他、最悪「視野が欠けてしまう」などの重篤な障害を与えてしまうこともあり得るのです。
なので、目元や瞼への光照射は避けた方が賢明でしょう。
また、顔周りに使用する際はケノンの光が誤って目に入らないよう、必ず付属のサングラスを着用することをおすすめします。
余談ですが、ケノンのスキンケアカートリッジによるフォトフェイシャルは目元のたるみには効果が無いそうです。
そのため、目元のたるみを解消したい場合は目元の筋肉を鍛えた方が効果的です。
・唇
口周りの産毛や髭などを脱毛する際に注意したいのは唇です。
ケノンは唇への光照射を禁止しています。
理由は唇が粘膜のような部位だからです。
唇は粘膜に限りなく近い性質を持った皮膚です。
非常にデリケートで傷つきやすく、ダメージを直接受けやすい部位となっています。
そのため、ケノンの光によるダメージのリスクは大きく、火傷などの皮膚トラブルも重篤化しやすくなっているのです。
更に唇は普通の皮膚より色づいた場所ですので、光による熱の反応が普通より大きくなってしまいます。
熱によるダメージが深刻になりやすいため、光の照射は出来る限り避けて行ってください。
・肌の色が濃い部分
ケノンの光は色素の濃い場所に集中してしまう性質を持っています。
つまり、色素沈着や古い傷跡、黒子や日焼け、シミそばかすなどの肌色が濃くなってしまっている場所へ光を照射してしまうと、光が黒ずんだ部位に集まり痛みを引き起こしたり、火傷をしやすくなったりします。
濃い黒子や色素沈着の場所には絆創膏や白いシールを用いて光を浴びせないようにして使えば、一応は照射可能です。
また、薄い黒子やシミならそのまま照射しても大丈夫でしょう。
・傷
傷口や新しい傷跡にケノンの光を当ててはいけません。
傷口や新しい傷跡はまだ肌が上手くダメージを修復できていない状態となっているのです。
そんな場所へケノンで新たにダメージを与えてしまうと、傷の治りを阻害してしまいます。
傷跡が残りやすくなってしまったり、肌の赤みを引き起こす他、最悪傷を悪化させてしまう事態となってしまうこともあります。
傷のある場所へケノンを使いたい場合も、白いシールや絆創膏で保護をしてから照射を行ってください。
また、重度のニキビ(触るだけで痛かったり痒かったりする赤くなっているもの)部分への照射は避けましょう。
軽度のニキビならば傷に照射する場合と同じく保護を行えばケノンを使っても大丈夫です。
▼まとめ
ケノンは注意を払えばほぼありとあらゆる部位に使用することが可能な機器ですが、一部部分に関しては本当に禁止とされています。
ケノン公式の非推奨部位ではなく、使用禁止とされている部位への使用は重篤な肌トラブルを引き起こすことがあります。
なので、どんなに「自己責任だから!」としても使用してはいけません。
重篤な肌トラブルが起こってからでは遅いのです。
ライター kanさん 20代 女性
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