アトピー及び敏感肌の人のケノン使用について
ケノンを使用する際、気になるのは「特殊な状態の肌相手に使用が出来るのかどうか」でしょう。
具体的には「敏感肌」や「アトピー」などの皮膚のトラブルを抱えている人はケノンを使用できるのかどうかですね。
今回はそんなお悩みに答えるべくまとめていきたいと思います。
▼ケノンはアトピーや敏感肌には使えない?
ケノンに付属している「安全上の注意」には
・アトピー性皮膚炎
・敏感肌
・皮膚病
・アレルギー体質
・生理中
・血液異常
・体調不良
などなどの問題を抱えている人の脱毛器の使用を禁じていると書いてあります。
更に注意書きには「ステロイド剤使用中の人」も脱毛器の使用を禁じられているので、アトピー性皮膚炎の治療のためにステロイド剤を使用している人は更にダメ、ということになってしまいます。
端的に言ってしまえば、敏感肌やアトピーなどの皮膚疾患を抱えている人はケノンを使ってはいけない、という結論になります。
しかし、ユーザーの中にはこれらの注意書きを読まずに使用を行った人もいます。
そして、何の支障もなく使えたというユーザーも確かに存在します。
そこで実際のところ「アトピー、敏感肌の人のケノン使用」について、調べてみました。
・サポートセンターの回答
実際にサポートセンターへと問い合わせた人によりますと
Q.「アトピー肌なのですが、ケノンを使用できますか?」
A.「皮膚科の先生に相談してみてください。」
との回答が返ってきたそうです。
厳密に禁じてはいませんが、特にアトピー性皮膚炎を患っている人は皮膚科の医師に相談し、判断を仰いだ方が良いようですね。
▼アトピーや敏感肌でもケノンを使用したい場合
それでは、アトピーや敏感肌の人でもケノンを使いたい場合、どのような方法を用いたらよいのかを記述致します。
・パッチテストを行う
まずは自分の肌にケノンを使っても大丈夫なのか調べてみましょう。
目立たない部分へケノンの光脱毛を行ってみて、支障がないのかどうかを確かめてみてください。
時間がたっても何の影響も見られない場合は、ケノンでの脱毛を進めてください。
・照射レベルとショット回数を設定する
レベルは1、ショット回数は6回に設定して、出来る限り出力を抑えて照射を行いましょう。
これで何の支障もないなら、照射レベルをちょっとずつ上げたり、ショット回数を徐々に少なくして、脱毛効果を上昇させましょう。
・照射前、照射後のアイシングはしっかりと
照射前と照射後に行う肌の冷却はかなり念入りに行いましょう。
赤みや腫れを防ぐほか、肌の乾燥や火照りを防いでくれます。
・保湿ケアは念入りに
照射後の肌は乾燥しやすくなってしまいます。
保湿クリームやボディローションなどを用いて、いつもより念入りな保湿ケアを行いましょう。
・肌の調子が悪い場所には使用しない
肌に湿疹がある、皮がむけている、カサカサになっているなどの肌トラブルを抱えている場合は、肌のバリア機能が低下しているため、使用を控えてください。
火傷になってしまったり、赤みや痒みが出るなど、アトピーや敏感肌を悪化させてしまう可能性が高くなってしまいます。
・使用間隔を必ず守る
敏感肌の人やアトピー性皮膚炎の人は肌が弱いため、短い間隔でケノンを使用してしまうと肌の状態を悪化させてしまう可能性があります。
なので、使用後2週間は必ず間隔をあけてください。
・ステロイド剤の使用を一時中断する
ケノン使用前は、ステロイド剤の使用をやめましょう。
ステロイド剤は肌表面の免疫機能の働きを抑えてしまうため、ケノンで肌にダメージを与えてしまうと、肌のトラブルが起きやすくなってしまいます。
更にステロイド剤は光を吸収しやすい性質を持っており、過剰に光を吸収することで火傷の原因にもなりかねません。
また、ステロイド剤の副作用として多毛作用があるため、脱毛効果が実感しにくくなってしまいます。
ケノンの「安全上の注意」にもステロイド剤使用中のケノン使用を禁じる旨が書いてあります。
少なくともケノン使用の直前にはステロイド剤を使用してはいけません。
・あくまで自己責任で脱毛する
ケノンは「敏感肌」や「アトピー性皮膚炎」などの人が光脱毛を行うことを推奨していません。
むしろどちらかというと禁じている方です。
なので、ケノンを使用したことで肌の調子が悪くなった際にはケノンの公式にクレームを入れたりすることはやめましょう。
あくまで自己責任での使用を心がけてください。
▼まとめ
ケノンは使用法さえ気を付ければ、敏感肌の人やアトピー性皮膚炎の人でも使用することが出来ます。
ただし、使用に関して公式は推奨していないので、完全に自己責任となってしまうことを留意した上で使用を行うようにしましょう。
万が一それで皮膚トラブルに見舞われたとしても、公式にクレームを入れることはやめた方が良いですし、早急に皮膚科へと相談へ行った方が良いと思われます。
ライター kanさん 20代 女性
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